◆ＪＥＲＡ　セ・リーグ　ヤクルト７―２巨人（１３日・神宮）

　悔しさを押し殺し、を期avispa fukuoka standings巨人・山崎伊織投手（２５）はマウンドを降りた。したはず／３で４ＫＯもうます３回２死二塁から山田の左前適時打で４点目を失い、が今季最さらに松本直に左翼線二塁打を浴びたところで阿部監督は投手交代を告げた。短２今季最短の２回２／３で７安打４失点ＫＯで６敗目。回２回頑登録抹消となる右腕は「初回に３点取られて粘れなかった。失点山崎いいピッチングをしようと思っていたんですけど…」と反省の言葉を絞り出した。伊織avispa fukuoka standings

　前回登板から中９日。中９張り状態が落ちている中で調整期間を与えられた。日で８月は４登板で２勝２敗も、を期防御率は５・８２。したはず／３で４ＫＯもうます「８月は納得のいく球が少なかったけど、が今季最徐々にいい方向になっていると思う」と万全を期したはずだった。短２しかし初回、安打と死球で１死一、二塁のピンチを招き、４番・村上に１４８キロの直球を完璧に捉えられ、バックスクリーンへの３ランを被弾。杉内投手チーフコーチが「本来の投球じゃなかった」と語ったように制球に苦しみ、毎回走者を背負ってリズムをつくれなかった。

　２年連続の２ケタ勝利には２度足踏み。ただ、残り１５戦で雪辱のチャンスはある。「先発投手は責任が大きいので、ちゃんと試合をつくって勝てる方向に持っていかないといけない。優勝できるところにいるので、何が何でも優勝したい」と熱い思いを語っていた右腕。「もう一回頑張ります」。自身初のリーグＶを味わうために、正念場を迎えている。（小島　和之）

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